男性セラピストについて

こんにちは。京都で男性セラピスト&男性アロマセラピスト育成講座をしている篠原です。 先日、初めてご来店下さった女性のお客様にご来店のきっかけをお伺いしました。すると、「男性セラピストがよかった」とのこと。 しかし、男性セラピストが京都はいない!と嘆いていました。 確かに、京都は他県に比べると極端に少ないような気もしますね。 どうしてなんでしょうか。 ま、そのお陰で当店を見つけて下さったのだからラッキーですけど。 今月から男性アロマセラピスト育成講座を受講される生徒さんがいますが、その方にお話すると男性が未だに学べる場所が少ないとのこと。 コロナの影響でさらに少なくなっている現状らしいです。 聞いていて驚きました。 10年前とあまり変わっていないのだなぁ、と悲しくなりました。 色々考えさせられました。 でも、考え方によれば、男性セラピストとして活躍するチャンスでもあります! もし、講座をお探しの方はお問い合わせください。 大雨が続いておりますのでくれぐれも気を付けてくださいね。 では、また。
いくつかのホテルスパや、アロマショップ兼リラクゼーションサロンの店長を経験し、 個人サロンでも女性の利用者を8割担当してきた僕だからこそアロマやトリートメントの技術だけではなく、 男性セラピストとしての在り方を伝えられるはずです。 女性の講師や女性セラピストには男性セラピストの気持ちは分かりません。 働き方なんて理解してもらえません。 一緒に働いてきた経験のあるかたなら少しは共感してくれるでしょう。 僕なら男性セラピストの良い面も、悪い面もよく分かっています。 女性と同等として働こうとしてもうまくいきません。 粋がって1人で活躍できることの方が稀です。 男性セラピストがホテルやリラクゼーションサロンで活躍するためには、 女性の協力があって男性セラピストが一緒に活躍できるのです。 そういう貴重な経験を伝えられます。 また、いろいろ書きたいと思います。
僕は、運よくホテルスパや、リラクゼーションサロンで働くことができたけど、 苦労は山のようにあります。理解されないことも山のようにやってきます。 偏見もあります。差別もあります。傷つく言葉を浴びる時も多々あります。 もしかしたら、そういう苦労もしない、感じない人もいるかもしれないですが、それは稀なことです… 男性セラピストになるな!と言っていますが、 そんな希望のある人に厳しい世界だから止めろ、と言いたいのではなく、 むしろなってほしいですし、なりたい方がもっと増えてほしいと思っています。 矛盾してますがそういうことが現実的におこりうるかもしれないけど、いい面もたくさんあるからです。 そして、表の舞台で活躍する男性セラピストが増えていくことによって、 男性セラピストに対する偏見も弱まっていくのではないかと期待もしています。 また、そんな世界を少しでも変えるために自分にもできることはないのか?と考えています。 男性としてセラピストを目指す方を少しでもサポートできるように 育成スクールができたらと思っています。
最近よくあるじゃないですか、男性セラピストは海外では当たり前という文句。 あれ本当なんでしょうか?僕は嘘だと思ってます。あくまで僕の考えです。 あれは、アロマ業界が今伸び悩んでいるので、商業的に男性を利用しているのだと思ってます。 実は、僕はこの1年以上世界各国の方をボディトリートメントしています。 アメリカ、オーストラリア、ドバイ、イギリス、カナダ、フランス、ドイツ、韓国、台湾、中国、などなど・・・ その時に、「あなたの国で男性セラピストは一般的なのか?」「見かけたことがあるか?」 とよく質問します。 9割の方が、いるかもしれないけど、見たことない、受けたことないという回答を受けました。 男性セラピストがいることに外国人にも驚かれることも時々あります。 外国のスパを拠点に活躍していた方にも以前質問したことがあるのですが、 「いるけど日本と同じ立場ですよ。」と言われた記憶があります。 外国では当たり前というのはどこかの一部の国なんだと思います。 どこかは分からないですけど。
アロマの勉強するだけでも大変だったんです、男性って。 たった10年ちょっと前の話です。 資格を取るとなるともっと大変でした。 いまでは、たくさんの男性がアロマの資格をとって活躍されていますので そこまで苦労もしないと思うのですが僕の場合は大変だったんです。(場所にもよるのかな) でも、少し前に男性アロマセラピストを目指しているという男性にお話を伺ったら、 東京でも真剣に座学と実技を学ぼうと思ったら通えるところがないと言われて驚きました。 「え?東京で?!今でも?」 と驚きました。 なので、男性は男性セラピストを育成する専門のスクールで学んでいる人が多いのですね。 学ぶところからやはり制限があるのかもしれないですよね。 それでも女性に混じって、あるいは、別の形で立派な資格を取って 活躍されている男性アロマセラピストさんもいます。 それは簡単な事ではなかっただろうと推測できますし、とても強い意志があるのだと感じます。